こんにちわ、かものはしです。
- ローカルなホームページを作る理由が分かる
- Wordでホームページ風を作ることが出来る
- 添付ファイルや外部フォルダにアクセスする方法が分かる
Wordでホームページを作る理由を考える
- 手元にあるパソコンが外部インターネットに接続できない理由がある場合
- アプリのインストールや操作制限が掛かっている場合
- HTMLやCSSのコードが理解できなくても、Wordの知識さえあれば誰でも記事編集が出来る
ローカルなホームページ作成に向けて
私の職場(病院)は、電子カルテが入っているパソコンで業務を行うことが多いです。
インターネットなどの外部接続が禁止され、業務効率の良くなりそうなソフトを知っていてもインストールすることは出来ません。
そのため、現状インストールされているソフトを活用していく方法を探しました。
ネットで情報を集めていると、辿り着いたのがMicrosoftのWordを活用したホームページ作りです。
幸い、自由に使用できる共有フォルダは存在していたため、そこに必要なファイル構築を行いました。
部署でホームページを開設した理由
大きく以下の3点を挙げています。
- 簡単に情報公開出来るシステム作りを行う。
- 簡単に周囲の人と情報提供や周知を行っていく
- 煩わしいファルダ操作が不必要となり、直感的に操作出来るシステム作りを行う。
ホームページで取り入れた内容
- 掲示板
- Excelファイル(共有)
- Wordファイル(共有ではない)
- 個人フォルダ
- ページ内容の修正
ホームページの配置図
左側は掲示板、右側は必要なファイルを開くためのリンクを作成しています。
誰でも掲示板を更新できるように、ホームページ更新ファイルのリンクを設定しています。
ページの上下スクロールを軽減するため、簡単に移動できるように上下にリンクを設定しています。
Wordのホームページ作成方法
- 新規作成を選びます。
- 上部ツールバーの「表示」で印刷レイアウトから「Webレイアウト」を選びます。
- 通常使用しているWord操作で、「文字」「写真」「図形」「Excelファイルの貼り付け」などが出来ます。
各ファイルやフォルダを開く方法
- ハイパーリンクの挿入
- リンク先として使用したい文字を選択して、右クリックをします。
- 「ハイパーリンク」をクリックして設定します。
- Word編集時はリンクを「Ctrl+左クリック」すれば閲覧することが出来ます。
表示文字列
選択した上記の文字列をもう一度修正することが出来ます。
変更しない場合はそのままで構いません。
ヒント設定


リンクとして設定した文字列にマウスを置くと吹き出しが出るように設定できます。
必要ない場合はそのままで構いません。
ブックマーク
同じページにリンクを挿入したい場合に設定が出来ます。
- 上部ツールバーの「挿入」から「ブックマーク」をクリックします。
- 「追加」をクリックして設定します。
ブックマークの具体例
縦に長いページの上下に設定するとスクロールする手間が省く方法
設定方法


- 一番上の行をクリック、ブックマーク名として「ページ上部(例)」と入力して「追加」する。
- 一番下の行をクリック、ブックマーク名として「ページ下部(例)」と入力して「追加」する。
- ハイパーリンクの方法
- 一番上の行に「ページ上部へ(例)」の文字を書く。
- 一番下の行に「ページ下部へ(例)」の文字を書く。
- 各文字を選択して、「ハイパーリンク」クリックする。
- 各リンク先に「ドキュメント内の場所の設定」で設定したブックマーク名を選びます。
ターゲットフレーム
WordやExcelなどのファイルでない場合、リンク設定したフォルダはその開いているページで表示されることがあります。
新しいウィンドウで開きたい場合にこれを設定することで回避することが出来ます。
設定方法は「ターゲットフレームの設定」で「新しいウィンドウ」をクリックします。
アドレス
開きたいファイルやフォルダがある場所を設定します。
フォルダ自体の場合
任意のフォルダを右クリックして「プロパティ」より「全般」の「場所」をコピーします。
最後の文字列に「¥」と書き、その後に「フォルダ名前」を入力します。
ハイパーリンクの再編集
リンクを設定した文字を右クリックして、下記より選択してください。
- ハイパーリンクの編集
- ハイパーリンクを開く
- ハイパーリンクのコピー
- ハイパーリンクの削除
ホームページとして保存する方法
ホームページのように閲覧したい場合、「単一ファイルWebページ」「Web ページ」「Webページ(フィルタ後)」の3つの保存方法があります。
今後、Wordによる再編集を行う場合は、「Webページ(フィルタ後)」で保存しないように注意をしましょう。
WordファイルをHTML文書に変換する方法
単一ファイルWebページ
通常では本文ファイルと画像ファイルは別々に保管されるのを、ひとつのファイル内に収めてしまう形式です。
Wordによる再編集が出来ます。
Webページ
本文ファイルと画像ファイルは別々に保管されます(非常に無駄の多いHTMLソースです)。
Wordによる再編集が出来ます。
Webページ(フィルタ後)
本文ファイルと画像ファイルは別々に保管されます(無駄のない綺麗なHTMLソースです)。
Wordによる再編集が出来なくなります。
ホームページを再編集する方法
ファイルをそのまま開いても、ホームページのように閲覧することしか出来ません。
再編集する場合は、右クリックで「プログラムを開く」、「Word」から開いてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。