
録画したテレビ番組を車内でも再生したいと感じたことはありませんか。
車で長距離移動をするとき、録画したテレビ番組を車内で再生したいと思ったことがある方は多いと思います。
最近はテレビ録画の保存先としてDVDではなくBD(ブルーレイディスク)を使うことが一般的になりましたが、
問題は 「車のカーナビでは再生できないことが多い」 という点です。
家庭用テレビでは普通に再生できるのに、車載ナビでは映像が映らない──。
このギャップに悩んで、後付けでブルーレイプレイヤーを接続できないか調べた方もいるのではないでしょうか。
この記事では、
第1章:カーナビにブルーレイプレイヤーを後付けする配線方法
第2章:令和の最適解「スマホ+Macrodroid」で車内エンタメを自動化する方法
の2つに分けて、「テレビ録画を車内で快適に見るための選択肢」をわかりやすく解説します。
カーナビにブルーレイプレイヤーを後付けする配線方法
- 市販のブルーレイプレイヤーを設置する
- 電源確保する(なければカーインバーターで対応)
私はステップワゴンを所有しています。
カーナビ自体(ホンダ Gthers VXM-165Fi)は以前所有していた車より載せ替えていたのでブルーレイ再生は出来ませんし、HDMI認識も出来ません。
そのため、半強制的に家庭用のブルーレイプレイヤーを車両に載せる方法を取っています。
そして、カーナビへ接続して後部モニターに映す方法を書いてきます。
配線はプラン①とプラン②があります。
違いはカーナビがHDMI入力に対応しているか否かです。
HDMI接続に対応しているカーナビの接続方法はプラン②をご覧ください。
配線プラン①(カーナビにHDMI入力がある場合)
必要なもの
カーナビ、変換アダプター(HDMI→RCA)、ブルーレイプレイヤー、VTRコード、HDMIコード、カーインバーター

変換アダプター(VTRコード=HDMIコード)の取り付け図

変換アダプターはテックのHDC-001を使用しています
古いタイプのカーナビはHDMI入力に対応していないことが多いので、HDMIよりVTRへ入力変換する必要性があります(カーナビの背面でVTR入力コードの接続端子を探してください)。
ナビ品番によりVTRコードが違いますが、下記のようなものが必要です。
VTRコード(赤・黃・白)を経由して変換アダプターに接続します。
変換アダプターからブルーレイプレイヤーはHDMIコード接続です。
ブルーレイの画質について
HDMI入力でははくVTR入力に変換しているのでカーナビの画質は多少落ちてしまいます。
よほど大型モニターで映さない限り一般的なカーナビやリアビジョン(後部モニター)で実感することはないです。
ちなみにHDMI出力は1920×1200、変換された後のVTRは480i(720×480)です。
使用したブルーレイプレイヤー
LG電子のBP250を使用しています。
夏場でも使用することが出来ており、舗装された道路では特に読み取りエラーを起こすことはなかったです。
電源取得について
最近の車は100V環境がある場合はそのままブルーレイに給電できます。
車内設備が整っていないことや配線環境で使用できない場合はカーインバーターを使用します。
ワット数は15Wと低いのであまり気にしなくても良いと思います。
配線プラン②(カーナビにHDMI入力がない場合)
必要なもの
カーナビ、ブルーレイプレイヤー、HDMIコード、カーインバーター

カーナビにHDMI入力に対応していれば、そのままブルーレイプレイヤーに接続が出来ます。
配線時の注意点
カーナビ端子にそのまま一般的なHDMIコードが接続できるか否かです。
カーナビ独自の接続端子もありますので各社のカーナビ仕様をご覧ください。
ブルーレイプレイヤーの設置場所について(おすすめはグローブボックスの下)

プラスチック板に載せてグローブボックスから結束バンドで吊るしています。
変換アダプタや車載インバーターは助手席の下に設置しており、各種ケーブルはフロアマットで隠しています。
出来るだけ直射日光に当たらず水平な場所に設置することです。
また、リモコン操作もするので運転者以外の方がブルーレイプレイヤー本体の受信部に当てやすい場所に設置するのが良いと思います。
ブルーレイの再生手順

- ブルーレイプレイヤーのリモコンで電源を入れる
- カーナビ画面をVTR接続に変える
- リモコンで操作する
これで完成です。
そのままドライブや旅行に行く時に活躍出来そうですね!
ブルーレイプレイヤーを後付けするデメリット
電源が落ちてしまう問題
最近の車はアイドリングストップが装備しており、交差点停車で発動した場合は再生が止まってしまうことがあります(一時的に電源が落ちてしまうため)。
改善点として、アイドリングストップをON/OFF出来るボタンが標準搭載してあれば使ったほうが良いです。
レジューム機能が使えない問題
レジューム機能とは、動画を途中で止めて電源OFFしても、途中から再生できる機能です。
一般的にブルーレイプレイヤーは電源コードを抜いた場合、レジューム機能は使えません。
車載搭載した場合、車のエンジンを切ったことが電源コードを抜いたことになるので、レジューム機能が使えません。
常時電源であればレジューム機能に問題はなさそうですが、車のバッテリーが上がってしまう可能性があるのでオススメは出来ません。
機械故障などの耐久性問題
今回設置したブルーレイプレイヤーは数年経過しており、夏場の使用問題もありません。
元々は車載用ではないので家庭内使用と比べると、ブルーレイプレイヤーの機械故障など生じるなど耐久年数は低くなるはずです。
他の方法で動画再生する方法を考えてみる
ポータブルプレイヤーを使用する
上記では家庭用のブルーレイプレイヤーの後付けを説明しましたが、家庭用のポータブルプレイヤーを車に持ち込むのも良いかと思います。
ポータブルプレイヤーであれば、使用しないときは自宅に持ち帰ることも出来るので夏場の機械故障の問題もありません。
HDMI接続出来るカーナビであれば、カーナビや外部モニターに映し出すことも出来ます。
TV録画をしたDVD
テレビ録画すればジャンル問わず見ることが出来る(DVD録画の場合)が、所持している動画しか見れない
純正ナビでブルーレイ対応は少ない?何故ですか?
トヨタの純正ナビでブルーレイは再生出来るか?
「工場装着ナビゲーション(標準装備・メーカーオプション)」であれば再生可能、「販売店装着オプションナビゲーション」であれば再生不可能のようです。
日産の純正ナビでブルーレイは再生できるか?
全車種ではありませんが、日産オリジナルナビゲーションで再生が出来るようです。
ホンダの純正ナビでブルーレイは再生できるか?
公式サイトの「よくあるご質問・お問い合わせ ナビ&オーディオ」で調べると、ブルーレイ再生対応の純正ナビはないようでした。
社外品ナビでブルーレイ対応ナビはあるのか?
純正ナビは一般的にディスク再生はCDやDVDが多いですが、上記のようにブルーレイは再生出来ないものが多いです。
そのため、パナソニックなど社外品を探す方法がありますが、他のものと比較したら少し割高です。
何故、ブルーレイは少ない理由はディスク構造にあります。
ブルーレイに限らずCDやDVDは回転しているディスクから細かい突起と溝からの反射で情報を読み取っており、振動でブレればそれだけ読み出しのエラーが頻発します。
同じ円形面積で大容量を収納できるブルーレイはそれ以上に突起と溝は細かく、読み取りエラーを起こしやすいのです。
令和の最適解「スマホ+Macrodroid」で車内エンタメを自動化する方法
ブルーレイプレイヤーを後付けする方法は、録画番組を車内で再生するための確実な手段です。
しかし、配線の手間や振動による読み取りエラー、レジューム機能が使えないなど、車載利用ならではの制約も避けられません。
一方で、近年はサブスクリプションサービスの普及やスマホ・タブレットの高性能化により、「ディスクを再生する」よりも「スマホの映像を車内で楽しむ」ほうが圧倒的に快適になってきました。
ここからは、ブルーレイよりも現実的で、令和の車内エンタメとして最も快適な“スマホ活用”の方法を紹介します。
スマホ活用が最適解である理由
- YouTube・Netflix・Amazon Primeなどサブスク動画が主流
- 配線不要で、車種やナビの仕様に左右されない
- レジューム機能が標準で使える
- スマホの画質・性能が年々向上
- Macrodroidで「車に乗るだけで再生できる環境」を作れる
特に最後の 「自動化」が、令和の車内エンタメを快適にする最大のポイントです。
スマホのテザリングを自動化する
車内で動画を快適に見るためには、スマホのテザリングをONにする必要があります。
しかし、車に乗るたびにスマホを取り出して設定を開き、テザリングをONにする──。
この作業を毎回やるのは、正直かなり面倒です。
そこで役立つのが Macrodroidによる自動化 です。
一度設定してしまえば、車に乗るだけでネット環境が整い、カーナビで動画アプリをすぐに使えるようになります。
- 車に乗る
- エンジンON(カーナビ起動)
- スマホが車のBluetoothに接続
- Macrodroidがトリガーを検知
- テザリングが自動ON
- カーナビで動画アプリが使える
Macrodroidでは、次のような“日常の動き”をきっかけに自動化を発動できます。
自動化するタイミング
- Bluetooth接続(車のナビ)
- 位置情報(自宅駐車場を離れたらON)
- 充電開始(車のUSBに挿した瞬間)
- 時間帯(通勤時間だけON)
これらを組み合わせることで、あなたの生活スタイルに合った最適な自動化が作れます。
テザリングを自動化する方法は、こちらで詳しく紹介しています。
かものはしテザリングのON/OFFを毎回手動で切り替えるのは、正直かなり面倒ですよね。こんな経験、あなたにもありませんか。 車に乗ったら自動でテザリングをONにしたい PCやタブレットを開いた[…]
動画じゃなくてスマホの音楽を流したい
車内で動画を見るのは便利ですが、運転中のわき見は大きな事故につながる危険があります。
だからこそ、運転中は画面操作をせずに、音楽だけでも安全に楽しめる環境を整えたいという方も多いはずです。
そこで役立つのが MacrodroidによるSpotifyの自動再生です。
自動化したいこと
- 車に乗る
- エンジンON
- スマホが車のBluetoothに接続
- MacrodroidがSpotifyを起動
- 自動で再生開始
- 車のスピーカーから音楽が流れる
テザリングと同様、Spotifyの自動再生も以下のトリガーで発動できます。
自動化するタイミング
- Bluetooth接続(車のナビ)
- 位置情報(自宅駐車場を離れたらON)
- 充電開始(車のUSBに挿した瞬間)
- 時間帯(通勤時間だけON)
これらを組み合わせることで、あなたの生活スタイルに合った最適な自動化が作れます。
Spotifyの自動再生は、こちらで詳しく紹介しています。
こんにちは、かものはしです。かものはしSpotifyを車の中でもっと楽しもう! エンジン始動で自動で音楽再生が出来る 無料アプリで簡単に設定できる Android auto未使用なので通[…]
まとめ:令和の車内エンタメは「スマホ+自動化」が最適解
車内で録画したテレビ番組を楽しむ方法として、ブルーレイプレイヤーを後付けする方法は今でも有効な選択肢です。
実際に家庭用プレイヤーを車に載せてみたところ、配線さえ整えれば問題なく再生でき、ドライブ中の子どもの退屈対策としても十分に活躍してくれました。
ただし、ブルーレイは振動に弱く、レジューム機能が使えない、電源が落ちやすいなど、車載利用ならではのデメリットもあります。
さらに、近年はサブスクリプションサービスが普及し、スマホやタブレットだけで膨大なコンテンツを楽しめる時代になりました。
そのため、令和の車内エンタメの最適解は「スマホ+Macrodroidによる自動化」 だと感じています。
テザリングの自動ON/OFFやSpotifyの自動再生など、車に乗るだけで環境が整う仕組みを作っておけば、運転中にスマホを触る必要もなく、安全性と快適さが両立します。
ブルーレイを後付けする方法も、スマホで動画や音楽を楽しむ方法も、どちらも状況に応じて選べる手段です。
この記事が、あなたの車内エンタメ環境をより便利にするための参考になれば幸いです。

