こんな経験、あなたにもありませんか。
- 車に乗ったら自動でテザリングをONにしたい
- PCやタブレットを開いたらすぐネットにつながってほしい
- スマホを触らずにテザリングをONにしたい
※ Android16以降の端末では、この記事の方法はそのままでは動作しません。
最新の回避策はこちらで詳しく解説しています。
かものはし「え、昨日まで普通に動いてたのに…?」Android16にアップデートした途端、テザリングがまったく反応しなくなる。今、この“突然の仕様変更”に困っている人が本当に多いんです。「え、[…]
テザリング自動化の動作イメージ
※ この動画は Android15 以前の動作例です。
Android16 以降は仕様変更により、この方法はそのままでは動きません。
最新の回避策は後半で解説します。
動画説明
- Bluetoothがカーナビ接続を確認する。
- テザリングがONになる。
- Bluetoothでカーナビ接続が切断される。
- テザリングがOFFになる。
テザリングの基礎
テザリングは、スマホのモバイル回線をPC・タブレットへ共有する機能です。
Android16でもBluetoothテザリング自体は利用できますが、自動化には追加の工夫が必要です。
テザリング設定がまだの方は、下の「親機・子機の設定方法」を開いて確認してください。
設定済みの方はこのまま読み進めて問題ありません。
初心者向け:親機・子機のテザリング設定方法
【親機(スマホ)の設定:Wi‑Fiテザリング】
- 設定を開く
- ネットワークとインターネット
- テザリング
- Wi‑Fiテザリング を選択
▼ 詳細設定
- ネットワーク名:任意
- セキュリティ:WPA2 PSK
- パスワード:任意の文字列
- 自動的にオフにする:使用頻度に応じてオン推奨
※ テザリングが有効になると、通知バーに「アクセスポイント」アイコンが表示されます。
【子機(PC・タブレット)の設定】
- 設定
- ネットワークとインターネット
- インターネット
- 親機で設定したテザリング名を選択
- パスワードを入力して接続
※ 多くの機種は5台前後まで安定して接続できますが、台数が増えるほど速度は低下します。
以上でテザリングの基本設定は完了です。
MacroDroidの準備(アプリ・ヘルパーファイル)
Macrodroidのインストール
テザリングの自動化には、Androidの自動化アプリ「MacroDroid」を使用します。
コード不要で、タップ操作だけでマクロ(自動化ルール)を作成できます。
MacroDroid 5.36 以降は、Wi-Fi や Bluetooth の自動化にヘルパーファイルが必須です。
アプリのより詳しい説明はコチラです。
かものはしスマホをもっと便利に、自分好みに動かしたい──そんなあなたへ。MacroDroidは「トリガー」「アクション」「条件」を組み合わせることで、日常の操作を自動化できる強力なアプリです。このページで[…]
ヘルパーファイルのインストール(必須)
そのため、後半で紹介する「UI操作+アクティビティ起動」が必須になります。
スマホに直接インストールする場合
Macrodroid 5.36(2023年9月)が実施されました。このバージョンから、WiFiだけでなくBluetoothのトリガーやアクションを追加する際にも、ヘルパーファイルが必須になっています。すでにヘルパーファイルを使っ[…]
パソコン経由でのインストール
かものはしパソコンを使った方法を解説します。難しく見えますが、手順通りに進めれば大丈夫です。2024年10月以降、Macrodroidヘルパーファイルは ADBコマンドなしでもインストール可能 になりました。ただ[…]
テザリング自動ON/OFFマクロの作り方
ここでは、車に乗ったときにテザリングをON、降りたときにOFFにするマクロを作成します。
動作の流れ
- エンジンON → カーナビとBluetooth接続 → テザリングON
- エンジンOFF → Bluetooth切断 → テザリングOFF
実際のMacroDroid画面は以下のようになります。

トリガーの設定次第で外部機器の接続状態ではなく、位置情報やジオフェンスなどで設定することも出来ます。
位置情報は、ジオフェンス・GPS・基地局・Bluetooth・WiFi などを利用して、特定の場所に応じてマクロを実行できるトリガーです。自宅・職場・車内・特定エリアの出入りなど、場所に応じた自動化を行いたい場合に便利で、精度やバッ[…]
トリガー
1つ目のトリガー
- 接続
- Bluetoothイベント
- デバイスに接続時
- 任意のデバイス名
2つ目のトリガー
- 接続
- Bluetoothイベント
- デバイスに切断時
- 任意のデバイス名
アクション
1つ目のアクション
- 接続
- テザリングのON/OFF
- テザリングをONにする
Android15以前の端末を使っている場合のみ、この方法が利用できます。
かものはし「え、昨日まで普通に動いてたのに…?」Android16にアップデートした途端、テザリングがまったく反応しなくなる。今、この“突然の仕様変更”に困っている人が本当に多いんです。「え、[…]
2つ目のアクション
- 条件分岐/繰り返し
- 条件分岐(If)
- 「+」をクリックします。
- Macrodroid固有
- 発動したトリガー
- デバイスに接続時(1つ目に設定したもの)
このアクションは、カーナビが表示されている状態(エンジン/車の電源を入れた状態)では、テザリングを有効化する方向に促すものです。
「条件分岐を開始[If]」と「条件分岐を終了[If]」が追加されるので、1つ目のアクションを挟むように順番を入れ替えます。
条件分岐は、「◯◯ならこの動作、違うなら別の動作」というように、マクロの処理を状況に応じて切り替えるためのアクションです。If・Else・While などを使うことで、単純な自動化だけでなく、状況判断・繰り返し処理・例外処理など、よ[…]
3つ目のアクション
- 接続
- テザリングのON/OFF
- テザリングをOFFにする
テザリング有効時のWiFiのON/OFFを聞かれますので、「テザリング有効時にWiFiをONにしない」を選択します。
Android16でテザリングが自動化できない原因と、非ルートで確実に動く最新の解決方法
4つ目のアクション
- 2つ目の「条件分岐の開始(If)」をクリックします。
- Else If節を追加
- 「+」をクリックします。
- Macrodroid固有
- 発動したトリガー
- デバイスに切断時(2つ目に設定したもの)
このアクションは、カーナビが消えている状態(エンジン/車の電源を切った状態)では、テザリングを無効化する方向に促すものです。
ここまでのまとめ:
- 接続時 → テザリングON
- 切断時 → テザリングOFF
- If の内側にアクションを入れる
条件
今回のマクロでは条件設定は不要です。
車内自動化を安定させるためのおすすめアイテム
車載タブレットやスマホを常時使う人向けに、安定性を高めるアイテムをまとめました。
高耐久USB-Cケーブル
スマホやタブレットを常時給電する場合、断線しにくい高耐久タイプが安心です。
急速充電器(PD対応)
30W〜65WのPD対応モデルなら、テザリングONでも電池が減りにくく安定します。
スマホスタンド(デスク・ベッド用)
自宅や職場でスマホを固定しておくと、UI操作の自動化や通知確認が安定します。
旅行に最適な折りたたみ式スマホスタンド(旅行用)
新幹線・飛行機での動画視聴が一気に快適になります。
通信まわりの自動化をまとめて確認したい方はこちらをご覧ください。
かものみちデュアルSIMの切り替えが安定せず、通信が途切れるたびに手動で直すのが負担でした。▶ スマホ自動化の総合ガイドを見る通信だけでなく、通知・音量・音楽・電話など、スマホ全体の自動化を知りたい方はこちら[…]
まとめ
テザリングのON/OFFは、毎日の小さな操作ですが、積み重なると大きなストレスになります。
MacroDroidを使えば、車に乗る・降りるだけでテザリングが自動で切り替わり、外出先でのネット接続が驚くほど快適になります。
ただし注意点として、Android16以降は従来の「テザリングON/OFFアクション」が動作しません。
Android15以前の端末ではこの記事の方法がそのまま使えますが、Android16以降の端末では「UI操作+アクティビティ起動」を使った最新手法が必要です。
あなたの環境に合わせて、
- Bluetooth接続で自動ON/OFF
- 位置情報やジオフェンスで切り替え
- シェイクなど単一トリガーで操作
といった方法を選べば、テザリング操作を完全に手放せます。
Androidの仕様変更に振り回されず、あなたの使い方に最適な自動化を組み上げてみてください。
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