この方法は root 化とは違い、設定をいつでも元に戻せるため、キャリアの2年縛りスマホでも安心して利用できます。
作業の流れ
- パソコンにadb環境を作る
- スマホとパソコンを接続する
- ADBコマンドでパソコンからスマホにインストールする
WindowsにADB環境を作る
SDK Platfom-Toolsをダウンロード
今回のパソコンは Windows11 です。
Google公式ページからSDK Platform-Tools for Windowsをダウンロードします。
Android SDK Platform-Tools は Android SDK 用のコンポーネントです。…
ダウンロード後、platform-tools-latest-windows.zip を展開し、フォルダ内に platform-tools があることを確認します。
platform-toolsの保存場所を確認
- platform-tools フォルダを右クリック
- 「プロパティ」
- 場所をコピー(C:\Users\…)
環境変数(Path)を設定する
- タスクバーより「システムの詳細設定」で検索
- 「システム詳細設定の表示」をクリック
- システムプロパティが開くので、上部にある「詳細設定」タブをクリック
- 下部にある「環境設定」をクリック
- システム環境変数の「Path」クリックして、続けて「編集」をクリック
- 「新規」をクリック
- 先ほど覚えたplatform-toolsフォルダの保存場所を貼り付け
- 「OK」をクリック
- パソコンを再起動
これで ADB が使える状態になります。
※ よくあるミス
- platform-tools の中の platform-tools を指定してしまう
- 全角スペースが混ざっている
- フォルダを移動したのに Path を更新していない
- Path の末尾に「\」を付けてしまう(不要)
ADBが動作するか確認
コマンドプロンプトを開き、次を入力で確認作業を行います。
adb$ADB_LOCAL_TRANSPORT_MAX_PORT max emulator scan port (default 5585, 16 emus)$ADB_MDNS_AUTO_CONNECT comma-separated list of mdns services to allow auto-connect (default adb-tls-connect)Online documentation: https://android.googlesource.com/platform/packages/modules/adb/+/refs/heads/main/docs/user/adb.1.md失敗すると
'abd' は、内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。→ Path の設定を見直してください。
スマホとパソコンを接続する
USBケーブルで接続
※ 充電専用ケーブルは不可。
必ず データ通信対応ケーブル を使用します。
USBデバッグを有効化
- アプリの「設定」
- システム
- 「開発者向けオプション」をタップ(初期状態なら項目は非表示、表示させる方法は下に説明)
- 「USBデバッグ」をタップ
- ステータスバーの「USB転送モードON」をタップ
USBデバッグをONにしたら、続いてUSB接続モードを確認します。

次の画面で、USB接続モードが正しく設定されているか確認してください。
この画像では、USBのコントロールが「このデバイス」、接続用途が「ファイル転送 / Android Auto」になっているかを確認してください。

開発者向けオプションを表示させる方法
- アプリの「設定」
- システム
- デバイス情報
- ビルド番号(7回押す)
接続確認
初回接続時、スマホに「USBデバッグを許可しますか?」と表示されるので「許可」。

次にPCで以下を入力:
adb devices成功例
List of devices attached〇〇〇(スマホ情報)device→ この表示が出れば、パソコンとスマホの接続は正常です。
失敗例
List of devices attached〇〇〇 unauthorized→ USBデバッグの許可が正しく行われていませんので、以下を確認してください。
- スマホ画面に「USBデバッグを許可しますか?」が出ていないか
- USBケーブルを抜き差しする
- USBモードが「ファイル転送」になっているか
- USBデバッグがONになっているか
- Windows側でドライバが正しく認識されているか(デバイスマネージャーで確認)
ADBでヘルパーファイルをインストールする
APKをダウンロード
MacroDroid ヘルパー APK(Macrodroid公式サポート)
MacroDroidHelper_v1_14.apk をダウンロードします。
今回は分かりやすく Cドライブ直下に置く前提で進めます。
ADBインストールコマンド
adb installAndroid14以降の制限を回避
※Android13以前なら入力する必要なし
--bypass-low-target-sdk-block詳しくは、Android 14 CTS リリースノート(Google公式)をご覧ください。
半角開け、インストールしたいapkファイルがあるパソコンの場所を入力します。
例えば、MacrodroidのAPKファイルがCドライブの直下にあるのであれば、下記のようにコマンドを入力します。
C:\MacroDroidHelper_v1_14.apk完成形コマンド
Android 14 以降は、古いSDKのアプリをインストールするために、--bypass-low-target-sdk-block が必須です。
adb install --bypass-low-target-sdk-block C:\MacroDroidHelper_v1_14.apkこのコマンドは次の3つで構成されています。
- adb install(インストールコマンド)
- --bypass-low-target-sdk-block(Android14の制限回避)
- APKファイルの場所(C:\〜)
※ ファイルをコマンドプロンプトにドラッグ&ドロップすると自動入力されます。
成功時の表示
Performing Streamed Install Success→ スマホに「MDヘルパー」がインストールされています。
失敗例(bypass忘れ)
adb: failed to install C:\〇〇〇…\MacroDroidHelper_v1_14.apk: Failure [INSTALL_FAILED_DEPRECATED_SDK_VERSION: App package must target at least SDK version 23, but found 21]「SDKバージョンが古いため拒否された」という意味です。
→ bypass オプションを付けて再実行してください。
インストール後に行うこと
USBケーブルを抜いて、開発者向けのオプションから「USBデバッグを無効化」にします。
設定を無効化にしないと、アプリによっては「アプリケーションを起動することが出来ません。USBデバッグが有効の場合には無効にしてください」と表示されます。

ここまででヘルパーファイルのインストールは完了です。
次は、MacroDroidアプリ内でヘルパーの初期設定を行いましょう。
Macrodroid 5.36(2023年9月)が実施されました。このバージョンから、WiFiだけでなくBluetoothのトリガーやアクションを追加する際にも、ヘルパーファイルが必須になっています。すでにヘルパーファイルを使っ[…]
この設定を済ませると、制限付きの操作がすべて可能になります。




