スマホ,デュアルsim

AndroidでSIMを完全自動化する方法|MacroDroidで場所・時間・Bluetooth切替を実現【Android12〜14対応】

かものはし
デュアルスマホを持っているけど、SIMの切替が面倒くさい…
特定の場所や時間帯で自動で切り替えられるようにしたい…

こんな悩みを解決できる記事を用意しました。

この記事では、次の内容をまとめています。

  • 2回線運用端末での自動切替
  • 特定場所(ジオフェンス)での自動切替
  • 時間帯での自動切替
  • 運転中など任意タイミングでの切替
  • Android 12〜14 の違い
  • MacroDroid を使った完全自動化

これらを コード不要・クリックだけ で実現する方法を解説します。

結論:Android は MacroDroid を使えば、SIM 切替を完全自動化できます。

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自動切替の仕組み(全体像)

やることは3つだけ

  • MacroDroid でマクロを作成する
  • 切替ポイント(ジオフェンス・時間・Bluetooth)を設定する
  • SIM設定画面を開き、自動クリックで回線を切り替える

作れるルールの例

  • 特定の場所に入ったら副回線へ切り替える
  • 指定した時間になったら主回線へ戻す

任意タイミングで切替したい場合

運転中など、手動操作ができない状況でも 音声操作やBluetooth接続を利用して切り替えることが可能 です。

必要なアプリと準備

Macrodroid(必須)

MacroDroid は、特定条件をトリガーにしてスマホの操作を自動化できるアプリ です。

Google Play からインストールでき、コード不要・クリック操作だけで設定可能 なので初心者でも扱いやすいのが特徴です。

  • 条件に応じてスマホを自動操作できる
  • 複雑なコードは不要で、すべてタップ操作だけで設定可能
  • 無料版でも十分に利用できる

こちらよりダウンロードすることが出来ます。

Google Play,Android,application

アプリのより詳しい説明はコチラです。

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自動化,macrodroid

Android標準のSIM切替手順(手動)については、こちらの記事でまとめています。

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SIM Switch Quick Settings(現在は非推奨)

以前は SIM 切替に便利なアプリでしたが、現在は使用できません。

そのため、MacroDroid のアクションで完全に代用できます。

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Google Play,error

MacroDroidでSIM自動切替を作る(実践)

自動切替は 2つのマクロ を作るだけです。

  • マクロ1:条件を満たしたら副回線へ切り替え
  • マクロ2:条件を満たしたら主回線へ戻す

マクロ1:副回線に切り替える

macrodroid,sim自動変換

トリガー設定(動作のきっかけ)

特定地域で設定する場合
  1. 位置
  2. ジオフェンストリガー
    1. ゾーン名の入力、指定場所、範囲(半径)
    2. 「+」クリック
    3. 指定エリアに入った時
    4. 「レ」をクリック

位置情報の更新頻度を上げると切替は早くなる。

ただしバッテリー消費が増える点に注意です。

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位置情報
時間で変更する場合
  1. 日時やアラーム
  2. 毎週の曜日(複数可)の時刻
  3. 入力(曜日・時刻)

日時やアラーム → 毎週の曜日・時刻を設定

生活リズムが一定なら、ジオフェンスより日時設定が安定

アクション設定(実際の動作)

「SIM②(副回線)に切り替えて欲しい」など、どういう動きをして欲しいかです。

アクション追加の注意点

必ず「アクション」と「アクション」の間に待機時間を設定してください。

理由は待機時間を設けないと、画面の表示遅延でクリックが無効になる可能性があるからです。

追加方法は、①「MacroDroid固有」②「次のアクション実行前に待機」③「1秒」です。

アクション①

  1. 画面
  2. 画面のON/OFF
  3. 画面をONにする

アクション②

  1. アプリ
  2. アプリのアクティビティを起動
  3. 設定
  4. Setting$MobileNetWorkListActivity
SIM設定画面を直接開くために「Setting$MobileNetWorkListActivity」を起動します。
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wifi

アクション③

  1. マクロ
  2. 次のアクション前に待機
  3. 1秒

アクション④

  1. 機器の操作や動作
  2. UI画面操作
  3. クリック
  4. テキスト内容
  5. 一致するテキストを入力(入力文字:NTT DOCOMO)
副回線名(例:NTT DOCOMO)を正確に入力してクリックする(1文字でも違うと動作しない)

アクション⑤

  1. マクロ
  2. 次のアクション前に待機
  3. 1秒

アクション⑥

  1. 機器の操作や動作
  2. UI画面操作
  3. クリック
  4. テキスト内容
  5. 一致するテキストを入力(入力文字:NTT DOCOMO)

アクション⑦

  1. マクロ
  2. 次のアクション前に待機
  3. 1秒

アクション⑧

  1. 機器の操作や動作
  2. UI画面操作
  3. クリック
  4. テキスト内容
  5. 一致するテキストを入力(入力文字:モバイルデータ)

macrodroid,android14,sim自動変更

Android14 の「モバイルデータに自動的に切り替えます」は必ずOFFにする(ONだとマクロが動かない)

アクション⑨

  1. マクロ
  2. 次のアクション前に待機
  3. 1秒

アクション⑩

  1. 機器の操作や動作
  2. UI画面操作
  3. クリック
  4. テキスト内容
  5. 一致するテキストを入力(入力文字:NTT DOCOMO を使用)

Android13,SIM切り替え

条件設定

特にありません。

マクロ2:主回線に戻す設定

主回線へ戻すマクロは、1つ目のマクロと同じ手順 です。

違うのは「クリックする回線名」だけです。

以下の回線名だけ主回線に変更してください。

  • アクション④:主回線名
  • アクション⑥:主回線名
  • アクション⑩:「主回線名 を使用」

それ以外の設定(画面ON、SIM設定画面を開く、1秒待機など)はマクロ1と同じです。

macrodroid,sim自動変換

Androidバージョン別の違い

SIM自動切替の基本的な手順は、Android12〜14でほぼ共通です。

ただし、モバイルデータ設定や表示項目にいくつか違いがあります。

項目Android12Android13Android14
位置情報の違い・ジオフェンストリガー推奨(GPSよりバッテリー消費が少ない)
・GPSトリガーはバッテリー消費が早い
・位置情報仕様は12と同じ・位置情報仕様は12/13と同じ
モバイルデータ設定の違い・特に追加項目なし・「ローミング」がモバイルデータの下に表示・「モバイルデータに自動的に切り替えます」が追加(OFF推奨)
MacroDroid設定への影響・ジオフェンスが安定して動作
・GPSよりジオフェンス推奨
・基本的に12と同じ手順でOK・自動切替項目があるため、OFFにしないとマクロが動かない
注意点・GPS使用時はバッテリー消費が大きい・UIの表示位置が12と少し違う・「モバイルデータに自動的に切り替えます」をOFFにしないと失敗する

応用:運転中・Bluetoothで切替

Bluetooth接続で切替

車のBluetoothに接続したタイミングで、自動的に回線を切り替えることが可能 です。

  1. 接続
  2. Bluetoothの状態
  3. デバイスに接続あり
  4. 選択(接続したい機器名称)

これにより、「車に乗ったら副回線へ」「降りたら主回線へ」といった自動化も実現できます。

Macrodoroid 5.36(2023年9月)の変更点

MacroDroid 5.36 以降は、Wi-Fi だけでなく Bluetooth のトリガーやアクションにもヘルパーファイルが必要 になりました。
Bluetooth関連のトリガー・アクションを使う場合は、ヘルパーファイルを再インストールする必要があります。

スマホに直接インストール

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インストール

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パソコン,スマホ,

Smart Lockでロック問題を回避

MacroDroidは画面OFF中に一部の操作が実行されません。
そのため、Smart Lockでロックを回避すると失敗が減ります。
  • 特定の場所(自宅・車内)で自動解除
  • Bluetooth接続時に自動解除
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まとめ

    この記事でできることは次のとおりです。

    • SIM切替の完全自動化
    • 場所・時間・Bluetoothで自由に切替
    • Android12〜14の違いが分かる
    • 失敗しない設定方法が分かる

    ポイントまとめ

    • アクション間の1秒待機は必須
    • Android14は自動切替をOFF
    • 画面OFF中は動かないためSmart Lock推奨

    MacroDroidを使えば、SIM切替は完全に自動化できます。

    最初の設定だけ済ませれば、あとはスマホがすべてやってくれます。

    あなたの生活に合わせて、最適な切替ルールを作ってみてください。